FreeBSD On ThinkPad X60

Wireless LAN

ThinkPad X60 内蔵の無線LANを利用する。
ThinkPad X60 には内蔵無線 LANとして Atheros 製 AR5BXB72 が搭載されているが、 多少不安定ではあるが FreeBSD からも利用できる。

カーネルモジュール

カーネルに static で組込んでも問題ないが、 ドライバがアップデートした際にカーネルを再構築するよりは、 ドライバのみをコンパイルする方が手軽なのでモジュール化している。
そのために、起動時に /boot/loader.conf に 以下のモジュールをロードする設定を追加する。
ath_rate_load="YES"
ath_hal_load="YES"
wlan_load="YES"
wlan_wep_load="YES"
if_ath_load="YES"

接続

現在のドライバ(6.2-STABLE)では HAL を利用した ハードウェアインタフェイスの部分に不具合がある様で、 接続する channel を明示的に設定しないと動作しないので、 ifconfig(8) を利用して明示的に channel を指定する必要がある。
# ifconfig ath0 up
# ifconfig ath0 mode 11g media OFDM/54Mbps wepmode on ssid SSID wepkey 1:WEPキー weptxkey 1 channel チャンネル
# dhclient ath0
これで無線LANが繋がるが、 ディスプレイ下側のインジケータ LED が点灯せず若干物足りない。

Last Update: 4 Feb. 2010